私たちの居住地域を見てみると、いろいろなところに保育園と呼ばれるところがあります。この保育園というのは、仕事などで日中保育ができない子供を預かり保育するところです。両親の都合に合わせて早朝から夜まで預かりをしてくれるところもあります。また24時間対応でしているところさえあるのです。
そんな保育士は、預かり期間中子供を保育するため、専門的な知識を専門学校で身につけます。約2年間通うことで、保育士に必要な最低限の知識を身に着けるのですね。ここで特に最近注目されていることがあります。それは子供の行動について。
最近では発達障害や学習障害ということが良く取り上げられるようになりました。そのような症状は、集団で生活するようになって初めてわかるということがあるのです。多くの子供にとって、初めての集団行動というのが、保育園であることは少なくありません。あまり集団行動になじめない、また他の子供となんか違うといった気づきから専門的に子供の行動を分析して、総合的に判断しなくてはいけないのですね。
そこで最近特に、保育士の専門学校でも、発達障害などの勉強をすることもありますし、小児の心理や疾患についての勉強を行うこともあるのです。専門学校はやはり専門性が高いので、それだけ保育士に必要な勉強をする必要があるのですね。保育士は、保育をするだけではありません。保育の中から気づいたことを次につなげる役割があるのです。
その知識を専門学校で学ぶことができるのです。