保育士の専門学校は、昼間通うコースで２年間通うものがほとんどです。高校を卒業した後に入学試験を受けて２年間の保育士養成学校に行きます。この２年間という期間、保育の専門の知識を学ぶことはもちろん、一般教養、心理学なども学びます。保育士になるために専門学校に行くのですが、保育の知識だけではだめなのですね。

高校を卒業したばかりというのは、まだまだ一般常識が足りません。通常大学などに入り、一般教養を学んで行きますが、それと同様の一般教養を専門学校でも学ぶのですね。そうすることによって、少しずつ社会の知識を身につけていくのです。専門学校に入り、一般教養を学んだ後には、今度は専門的な知識を学んで行きます。

専門知識というのは、子供の発達段階などの特性を知るための授業。そして子供を保育していくための専門的知識を身に着ける授業が行われます。また保育士になるための知識を身につけて学校を卒業したといっても、すぐに一人前の先生として働けるわけではありませんね。しれは実践が足りないからです。

そこで専門学校の間から、保育施設で実習を行って学校で得た知識を実習という形で実践していくのです。保育士になるための学校は、２年間という短い間ですが、とても濃密な時間になることでしょう。また専門的な勉強をしていくので、自分のやりたかったことが現実的に見えてくる期間となります。自分の将来につながる貴重な期間として学校の学びが役に立つと言えます。